和噺

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車屋さんの噺

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        和噺   
                         R1/12/14
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おはようございます。僕です。いやー、昨日、ビビったわー。軽トラの車検が切れていることに気づきましたよ。ほら、僕ってウッカリさんじゃないですか。認知症じゃないですか。721歳だし。で、軽トラのフロントガラスのシール、よくよく見たら、9月に切れてる! ヤベ、っと思って、ちょっと鳥肌立ちましたわ。全く気付いていなかった。その一因には、2年前の車検をユーザー車検でやったので、業者からのお知らせハガキ等々が来なかった、ということです。やらかしましたわ。
 
さて。車検が切れている。あまり皆さん、無いことでしょうし、有ってはまずいことですが、万一、有った場合にどうするか説明しましょう。車検が切れた車は、公道を走ってはいけませんから。どうやって車検場、または民間車検場に持っていくかが問題です。もし車検が切れても、切れて1ヶ月以内、つまり自賠責保険が残っている状態であれば、役場に行って臨時ナンバープレートを借ります。白に、赤い斜め線が入っているやつ。(普通、自賠責は車検より期間が1ヶ月、長いです)
 
この臨時ナンバーをつけていれば、車検場への移動は、公道を走ってよし、ってことになります。で、持ち込んで車検を受ければ良い。ただ、僕の場合は9月に車検が切れて、10月に自賠責も切れていましたから。なので、まず、地元の民間車検場(自動車整備工場)に連絡して、自賠責に入れてもらって、その上で臨時ナンバーを取得してもらう。で、整備工場に行ってナンバーを受け取って、ナンバーを付け替えて、運転して持ち込んで車検をお願いする。そんな感じです。
 
一応、言っておきますが、僕の軽トラはほとんど公道を走っていないので、別に車検を取らなくてもいいか、って使い方なんですけどね。ほぼ敷地内の移動のみですから。軽トラじゃなければ積めないような物品を運ぶときには、世間に出ることもありますが、基本的には、敷地内の丸太を運ぶ、また、刈った草を運ぶ、という使い方オンリーです。1年の走行距離も数百キロじゃないかな。乗用運搬車、って感じですね。車じゃなくって。
 
ま、これは「車検は9月で切れていたけど、公道は走っていないよ!」という言い訳ですよ。よろしくお願いします。ま、朝からそんなこんなですわ。そうだ、もう一仕事、あったわ。集落内で僕が管理している物件があって、そこで猫が死んでいる、と電話連絡。行ってみると、たしかに三毛猫が昇天している。しょうがないから、穴を掘って埋葬しましたが。猫を埋めて、臨時ナンバーの軽トラを持って行って。そんな土曜の朝の風景です。
 
さて。軽トラの話をしましょう。僕の軽トラ遍歴は、田舎暮らしを始めて半年ぐらい経ったとき。親しくしている人から「軽トラぐらい持ったら?」と言われまして。当時、オートマのワンボックス1台でやりくりしていた僕は、まぁたしかに軽トラ1台ぐらいあってもいいか、と思い。地元の整備工場に話に行きました。
 
さっきから整備工場と言っていますが、何ていうんですかね、トータルな「車屋さん」です。整備もするし販売もするし買受もする、みたいな。どこの田舎でも2、3軒はあるような、車屋さん。で、そこの社長に相談したら、社長所有の使っていない軽トラがあるから、安く売るよ、と。込み込みで10万円で、と。当時で30年ものの、三菱ミニキャブでした。やけに車高が高くって、「チョーク」が付いている。なのに走行距離はたったの5万キロという。よく分からない車でした。
 
どのくらい昔の車かというと、チョークもそうですが、シートベルトが巻き戻らない。シュルシュルって行かない。壊れているんじゃなくて、そもそも、シュルシュルしないんですよ。飛行機のシートベルト、あるじゃないですか。ああいう感じ。自分で長さ調節して、もうそれ以上は伸びも縮みもしない、というやつ。そのくらい昔の車です。
 
で、ミニキャブを5年ぐらい乗り回していたんですけどね。なんか、どっかから水が入ったとかで、数年前に死にました。老衰です。で、今の軽トラに乗り換えました。これは、我が家を建ててくれた大工さんが20年ぐらい使っていたんだけど、大工さんが新しい軽トラに代えたから、下取りで買わんか、と言われて。ちょうど良いタイミングだったし、個人売買で買いました。3万円と、ビール1ケースで。
 
この「ビール1ケース」ってのは、重要なんですよ。「3万円とビール1ケース」は、5万円ぐらいの価値がありますから。3万円だけだと、いくらなんでも安すぎって思うけど、そこにビールが付いてくると、まぁいっか、ってなる。ビール1ケースが2万円に化ける感じです。という感じで、個人売買で安く買うときは、ついでに物品をセットにしておくのは、ちょっとしたテクニックです。
 
で、ホンダのアクティを手に入れました。ただ、このアクティってやつは、本当に売れていまして、みんな乗っている。世の中の軽トラの半分ぐらいはアクティなんじゃないの、というぐらい、アクティが溢れています。問題は、みんなで草刈りしたりするとき、あれ、僕のアクティはどこだ?ってなること。見た目、同じですからね。なので、元々は白い軽トラだったんですが、フランス人に頼んで緑色に塗りました。
 
塗ると言っても、その辺のペンキじゃダメですよ。ちゃんと、自動車専用塗料ってのでやったほうが良いです。僕は、このサイトで買いました。
 
っていう流れで紹介すると、壮大な青汁CMみたいな感じになってしまいましたが。BSのテレビとか見ていて、田舎で住むおじいちゃんの暮らしや、伝統的な仕事なんかを紹介していて、いいなぁとかホッコリしていたら、いきなり青汁のCMに移行するやつ、あるじゃないですか。ああいう感じの雰囲気になってしまいましたが。まぁ、上記のサイトで買ったペンキで、ペタペタ塗装したってことです。したというか、させたんですけど。
 
2年ぐらい前かな、秋雨続きの時に、外で草刈りも出来ないし、じゃあってんでガレージの中で、3人組のフランス人が、2日がかりで軽トラをペイントしてくれました。全くの素人が、軽トラの掃除(洗車)からペイントするまでで、2日間。そのくらいの作業量でした。これは、やって(やらせて)良かったですね。愛着も湧きますし。緑だから、どこにあっても、すぐに分かりますし。オススメです。経費は、材料代だけで1万円ぐらいだったかな。激安。
 
という感じで、緑色になったホンダのアクティを愛用しています、丸太運びに。このアクティ、4WDにする、なんていうの、動力を伝えるやつ、長い棒みたいなやつ、あれがバカになって、自然に落ちそうだからって、2WDになっていたんですよ。でも不便だから、それも、前出の車屋さんに「適当なパーツがあったら、つけてよ」って言っておいたら、そのうち、適当なパーツを手に入れたらしく、数千円でつけてくれました。
 
普通にディーラーとか、「ちゃんとしたところ」で修理すれば何万円とか、かかるものでも、田舎の親しくしている車屋さんなら、適当なパーツを付けてくれて、二千円でいいよ、みたいな。そんな感じですよ。田舎暮らしをするなら、そういう車屋さんと繋がっておくのは、必須です。
 
ただ、良い車屋さんか、いまいちな車屋さんか、外部の者には判断つきませんからね。そこは、地元の信頼できる人に聞くのが一番です。みんな大体、どこの車屋は良いだの悪いだのは知っていますから。移住者にありがちなのは、ググって、そこしか出てこないからって、そこに行く人。体感では、田舎の車屋で、ググって情報が出てくるのは、5軒に1軒ぐらいです。名もなき、看板もなき、一見やってるのか分からないような車屋が「当たり」だったりしますからね。
 
田舎は車社会ですから。見えないだけで、思ったよりも「車屋」は、あります。個人が一人でやっていることも、ありますからね。どこか信頼できるところを見つけると、何でも頼めますよ。「30万円ぐらいで軽四が欲しいんだけど」とか言うと、ちゃんと、どっかから見つけてくれます。すごい! コンシェルジュみたいなものですから。逆に、そういうことをやってくれない車屋さんは、なんか使い勝手が悪いな、とか思っちゃいます。そんな感じ。また明日。チャオ!
 
──【おまけのはなし】────────
 
梅宮辰夫さんが亡くなりましたね。「仁義なき戦い」は名作ですから、見てない人は見た方が良いですよ。アマゾンプライムで見れるはず。無印のやつね。あとの仁義なき戦い〇〇編、みたいなのは、そんなに面白くない。最初の「仁義なき戦い」は、超名作。3回ぐらいは見てください。
 
このシリーズ、続編を重ねるごとに、同じ役だけど違う役者とか、また、同じ役者だけど違う役だとか、もう意味不明なことになる。誰が誰やら、全く分からなくなってきます。中でも梅宮辰夫さんは、毎回死ぬんだけど、次のシリーズでは、違う役どころで登場する。何回死んでも転生するんですよ。だからか、なんか死んだ気がしないんですけどね。しれっと、違う役どころで復活しそうな感じ。ご冥福をお祈りいたします。
 
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