和噺

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自動車の噺

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        和噺   
                         R1/11/12
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こんにちは。僕です。床に落ちていた使い捨てマスクがルンバに絡まって、大変なことになっていますよ。ルンバ、便利なんですけどね。ルンバを動かすための片付けが大変ですよね。ルンバを動かすために、人間が掃除しないといけない。人間との共同作業によって、清潔さが保たれています。
 
気をつけなきゃいけないのが、コード類ね。スマホの充電ケーブルとか。床に近いコンセントに充電ケーブルをつけていると、あの紐の部分が巻き込まれて絡まって、下手したら被覆ビニールが剥がれちゃったりしますから。今まで、同様の事故で2本、充電ケーブルは亡くなりました。気をつけてください。ルンバに紐類は厳禁です。
 
自動車の話でもしようかな、と思う。田舎暮らしに自動車は必須、というのは、どんな本やサイトにも書いてあると思います。電車やバスを日常的に使っていた都会生活からは離れて久しいので、自動車があるのは当然、と思って生活しているのですが、まぁ田舎者の感覚ですね。免許を持っていない大人がいると、あれ、事故で免停になったのかな、とか思っちゃいますからね。免許を持っていない大人がいるという概念がありません。
 
地元の人はほぼ100%免許を持っているのですが、移住者系だと、たまにいますね、免許を持っていないまま移住してきた人。もう、身動き取れなくなりますよ。買い物も出来ない、郵便局も行けない。バスがあるから大丈夫とか、そんなに外出しないからとか、買い物は生協に頼むとか、何とかなると思って来てしまう人もいるんですが、こればっかりは、何とかなりませんからね。とにかく免許。とにかく車。大人の人数分の車。これは必須です。
 
東京暮らしをしていると、自動車ってのは趣味の一つ、贅沢品の一つ、という感覚もあります。だから、軽だと恥ずかしいとかいう価値観も出てくると思いますが。ほとんどの田舎では、そういう感覚は無いと思いますよ。動けば何でもいいんですよ。乗り出し10万円ぐらいの軽でもOKです。
 
軽トラは大抵マニュアルだから、マニュアル免許があれば、それに越したことはないですけどね。メインの車と別に、軽トラ1台あったら、何かと便利です。僕の軽トラ遍歴は、最初は10万円で地元の自動車屋から買ったもの。知り合いを通じて「なんか安いの無い?」って聞いたら、社長が「使ってない軽トラ10万でいいよ」って。そんな感じです。「チョーク」が付いていた、年季の入った三菱ミニキャブでしたね。数年前に寿命で、お亡くなりになりました。
 
2代目の軽トラは、うちを建ててくれた大工さんから、3万円とビール1箱で買いました。ホンダアクティ。30年ぐらい前のやつだけど、問題なく走りますね。うちの周りの農家さんだと、アクティとサンバーが人気かな。僕は、よく分からない。軽トラはみんな軽トラ、ぐらいにしか興味が無いので。ちなみに、白だとみんなと同じで見分けつきにくいから、ペンキで緑色に塗りましたよ。正確には、2年ぐらい前にフランス人3人組にハケで塗ってもらった。ま、そんな感じです。
 
うちへ至る道はすごく狭いので、初めて来る人は「怖かった」と口を揃えて言うのですが、まぁ、それもそのうち慣れます。でも、10年以上前ですが、僕が最初にその道を通った時のことは、今でもはっきりと覚えています。なぜなら、すごく怖かったから。恐怖だったから覚えているんですよ。当時、僕は農業研修生をしていて、その農家さんの畑に行くために通ったのです。「ついて来て」と言われて、農家さんの軽トラの後を追っていったのです。
 
最初は、まぁ、ごく普通の田舎道。どこでもすれ違える程度の道が続いていきます。軽限定の話ですけどね。普通車2台だと、すれ違いの場所を選ぶよね、ぐらいの道。ま、それはそんなに問題ありませんでした。そのうち、道がどんどん細くなっていくんですよ。軽でもギリギリじゃないの、これ?というぐらいの道。山側は棚田の石垣で、谷側は棚田、ガードレールも無し。落ちたら田んぼへ直行。そういう道を、先導する農家さんは、ガンガン進んでいくわけです。
 
途中、え、この先に農地とかあるの? 拉致られているんじゃないの? とか思いましたもんね。それぞれの車で行っているのに拉致るとか意味不明ですが、ほんと、自然とそう思ったくらいに怖かった。この道を進まなきゃいけないの?って。ま、その恐怖を、今、うちに来る人は味わっているわけですが。比較するために言えば、テレ朝の「ポツンと一軒家」に出てくる道は、ほとんどの場合、うちに来る道よりも広いです。
 
そのぐらい怖いなと思った道も、1ヶ月ほど毎日、行き来をすれば、なんとも思わなくなります。慣れますよ。10年前は軽でこわごわ通っていた道を、今は普通車でスイスイ通りますわ。何の緊張もしない。そんなもんです。だから、初見の時に「これは車では無理!」と思っても、大丈夫。慣れますから。舗装道がある限り、そんなに無茶なドライビングテクニックを要求してくるはずは無い。と思う。
 
一つ、重要なことを言っておきます。すれ違えないような田舎道を運転していて、前から車が来た場合。自分がバックするのは、危険です。あなたは、よそ者であり、相手は地元の人です。地元の人は、すれ違えるポイントを知っています。そして、地元の人は、あなたがよそ者だということも分かります(見慣れない車は、すぐ分かります)。だから、そういう場合は、地元の人に任せて、向こうに下がってもらいましょう。田舎での道の踏み外しは、気を使っての素人のバックが一番多い、と僕は思う。
 
ま、車は必要だ、ってことですよ。原付で何とかなるだろうと思っちゃう人もいるんですが、何とかなりません。ほんと、車。とにかく、車。バスとか電車は、使うことは無い。僕は十数年、この田舎に住んでいますが、バスを利用したことは1回も無いはず。いや、1回、あったかな。何で利用したんだっけ。どこか長期旅行に行くときに、車を空港に置きたくないから、バスと電車で行ったのかもしれない。ま、そんな時ぐらいですよ。普通、使わない。
 
電車の最寄駅も、車で30分かかりますからね。距離にしたら24キロぐらい。もはや最寄駅という概念は何なのか、と思いますが。人を出迎えるために、最寄駅を利用することはありますが、自分が利用することは、やっぱりほとんど無いですね。免許の無い人は、まず免許を取って、車を買って、田舎暮らしをエンジョイしてください。また明日!
 
──【おまけのはなし】────────
 
wiiドラクエ1・2。冒険の書とは別に、中断の書ってのが、あるんですよ。これがくせもの。冒険の書とは別体系のセーブデータなんですよ。例えば、中断の書でセーブした後に、しばらくゲームをして、冒険の書に記録する。で、中断の書から再開すると、最新のはずの冒険の書は消えるんですよ。別体系だからね、当然、そうなる。でも、それを理解していなかった小学生。レベルが5ぐらい戻って、朝からしょんぼりしていますわ。かわいそう。
 
とにかく対策として、王様のところで冒険の書に記録したら、必ず、そこで中断の書も書き込め、と言いました。で、再開するときは、必ず冒険の書から始める。ただ、デフォのボタン位置が中断の書での再開になっているから、ボタン連打して始めると、中断の書からの再開になってしまうんですよ。事故が起こる使用になっている。だから、万一の中断の書からの再開のために、必ず、中断の書も買い込んでおけ、と。そういう対策ですわ。
 
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