和噺

まぐまぐで配信中のメルマガ「和噺」の過去ログです

多忙の噺

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        和噺   
                         R1/11/09
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おはようございます。僕です。朝一で地域の共同の草刈りをやって、帰ってきましたよ。んで、今(10:30)からメルマガ書き。ってか、帰ってきたら、またヤギが家の周りをウロウロしていたから、追い返してからのメルマガ書き。多忙だね!
 
昨日の話の続きです。デンマーク娘といろいろ話していた中で、人生相談ぽい流れになったんですよ。彼女ら、20歳ぐらいですから。今は、保母さんと、小学校の臨時教員みたいな、そういうことをしている二人組なんだけど、この先どうしたらいいんだろう、みたいな。日本もデンマークも、同じだね。世界の90%以上の若者に共通する「将来どうしよう」みたいな悩みですよ。
 
そんなことを聞かれたので、僕の答えは「どうにかなるし、また、世界がどうになるかも分からないから、好きにしたらいいよ」ってな感じのこと。自分の人生を振り返ってみても、20歳ぐらいの時に、まさか将来、山奥に住んでヤギを飼ってメルマガを書く、みたいな人生を送るとは、夢にも思わなかった。やりたいわけでもなかった。でも、なんか、流れでそうなった。人生、そんなものでしょう。自分で計画して、その通りになった、みたいな人って、あまりいないですよ。人生は、偶然の要素が、とても大きい。
 
昨日、子供とテレビ見ていたら、ドローンで芸能人と鬼ごっこ、みたいなやつをやってたんですよ。ドローンにタッチされたらアウト、みたいなやつ。で、そのドローンを操作するパイロットは、VRゴーグルをつけて、コントローラーを握って、まぁ上手にドローンを操縦するわけです。数人、そういうパイロットがいたんです。彼らはプロで、それで生計を立てているんですって。
 
今、ドローンのパイロットって、すごく需要があるんですよ。F1みたいなレースの撮影も、ドローンを使って、やったりしていますからね。そんな操縦ができる人なんて、そう多くはない。だから、一流のドローンパイロットって、ものすごく高給取りになっています。
 
でも、誰が20年前、ラジコンを操縦することで金が稼げると思っていましたか? あんなもの、遊びですよ。でも今や、それが立派な仕事になる。ユーチューバーだって、そうですけど、こういうのが、どんどん起こってくる。また逆に、20年前は安定した職業であると思われていたものが、そうでもなくなってくる。歯医者とか、教員とか。だから、世界はどうになるとも分からないんだから、好きにすりゃいいよ、と答えておきました。デンマーク娘に。
 
現代の先進国に生まれ落ちれば、飢えることはないですからね。「食っていけない」という言葉は、普通に聞くけれども、贅沢をしないで生きていくなら、コストは安いですよ。日本に空家なんて山ほどあるし、田舎に行けば(うちほどの山奥じゃなくても)月1万円で借りられる家もある。100円ショップの品揃えは充実している。スマホ一つで、在宅の仕事だって出来る。人手不足だから、選り好みしなければ、何らかの仕事はある。食っていくのなんて、簡単じゃないですか。
 
だけど、そんな豊かな国なのに、不幸な人も多い。日本に限って言えば、多くは、心の問題だと思うんですよ。生きていくのは簡単ですが、そういう風に生きていくことに、自信が無い。それでは、いけないと思っている。だって、それではいけないことだと、教えられてきたから。ある程度、周りからの理解を得なくては、人間の自我は成立しにくいですからね。それは、物理的に衣食住を満足させて生きる、という次元の問題とは、別なんです。
 
だから、いろいろと悩んでいるのであれば、これは「心理的」な問題なのか「物理的」な問題なのか、考えてみると良いですよ。例えば、冷蔵庫が無いとか、洗濯機が無いとか、家が無いとか、これは物理的な問題ですよね。一方、学歴が無いとか、友達がいないとか、親の期待に応えられないとか、そういうのは心理的な問題でしょう。まずは、物理的な方を充実させましょう。それは簡単ですから。生活を物理的に快適にする。まず、それが第一です。
 
で、その上で、心理的な問題について言えば、自分にそれが本当に必要なのか、なぜ必要なのか、そういうことを考えた方が良いです。もう一度、言っておくけど、これは悩んでいる人の話ね。幸せに生きている人は、何も考えずに、そのままの毎日を送ればいいですよ。考える必要なんて無いです。
 
だけど、今、生活が苦しかったり、悩んでいる場合は、まずは物理的な充足を目指す。家があり、冷蔵庫があり、洗濯機があり、という生活レベルは、ほとんどの人にとって必要なことですから。もし、それが出来ないというのであれば、生活がおかしいです。よほどブラックなところで働いているとか、何かを根本的に変えないといけないですよ。現代の日本で、衣食住を充実させるなんていうのは簡単なことなんですから。もしそれが出来ないのであれば、生活がおかしいのです。
 
なんかデンマークから随分、話が逸れたけれども。あ、彼女たちは今日は、近所の農家の手伝いで、タマネギ畑の雑草をひたすら抜くという仕事をしています。ハウスの中だから、暖かくて気持ちいいらしいよ。
 
なぜ、そんな「生活」の話をし出したかっていうと、まぁ、田舎暮らしを目指してくる若者、というのによく会うのですが、中には、そもそもの生活が都会で成り立たず、逃げるようにして田舎に来た、という人も多いのですよ。難しいんだよね。僕がよく言うように、物理的な快適さを整えるとかは、最低限の「自立」をするってことですが、みんながみんな、出来るわけではない。最低限の自立が難しいっていう人が、1割ぐらいはいると思う。
 
最近、っていうほど最近でもないけど、シェアハウスが人気だと言うでしょう。僕、その原因の一つは、必要な家具とか電化製品とかが既に揃えられていること、だと思うんですよ。生活を成り立たせるって、なかなか、しんどいですからね。その雑多なことを引き受けてくれるってのが、シェアハウスの人気の一因かなとも、思うんですが。
 
まぁ、僕は、自立を強要する社会は良くないと思うんだけど、実際、社会はそれを強要してくるんだから、とりあえず物理的なことだけは、面倒くさくても頑張って整えた方がいいよ、ってことです。で、一方で、余裕がある人は、自立できない人を受け入れてやったらいいんじゃない、と思います。自立できないというのは、役に立たないというのと同義ではないですから。自立できないけど役に立つ人も、たくさんいます。毎度の例に出して悪いけど、徳井さんのような人ですよ。
 
ま、そんなとこ。なんか、メルマガを書いている途中に「イノシシの罠の設置をするから手伝いに来い」と言われて、行ってきた。多忙。現在11:50。ギリギリ、お昼の配信に間に合いそうだね。また明日。チャオ!
 
──【おまけのはなし】────────
 
エノキの大木が、うちの敷地にあるんですが、エノキの実は食べられるという話を聞いたので、試食。ほんのり甘い。意外と食える。パサパサしていて、食いたいかと言われると、積極的に食いたいものではないけど、食える。そんな感じ。
 
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