和噺

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徳井さんの噺

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        和噺   
                         R1/10/29
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おはようございます。僕です。雨です。寒いです。ツイッターに引き続き、インスタもアカウントを作っちゃいましたよ。「加藤のどか」で探してみてください。猫と犬の写真しか上げていませんが。まぁ、そのうち表参道の洒落乙なパフェの写真でも上げていこうかなと思います。
 
チュートリアル徳井さんの話。まぁ、皆さんご存知のようなことになったじゃないですか。ご存知じゃない方は、世間の些事にとらわれない生活をなさっていて、素敵だなと思います。
 
で、擁護した人までもが炎上したりと、騒がしいことになっていますよね。ニュースをチラ見している中で、僕が思っていることに最も近いことを言っていたのはーー誰だか忘れたな、神田松之丞さんだと思って検索し直したけど、見つからないし。ま、神田松之丞さんに似た名前の誰かが言っていた「芸人なんてそんなもの」という趣旨のことです。
 
芸人なんて、そもそもはロクでもないもの。まともな社会生活ができなくて芸人になるしかない、ヤクザ者、あぶれ者のような人間。そういう人間だから、誰かが面倒を見なきゃいけなかった。芸人がちゃんとしているなんて思うなよ、というような話を、神田松之丞さんに似た名前の誰かが言っていた気がする。
 
で。以下、僕の意見を言いますね。まずね、きちんと税金を収める、電気代を払う、水道代を払うといった、当たり前のことが出来ない人は、います。100人に1人ぐらいはいるでしょう。その理由は、徳井さんが自分で言うように「とんでもなくルーズ」であったり、ただ単に忘れっぽかったり、面倒くさかったり。ただ、ほとんどの人はサラリーマンとして源泉徴収されますから、そういうルーズさが世間に現れていないだけのことです。
 
また、自営業で申告するような人の大半も、そもそもが自分で事業をやるような人ですから、「そこそこ出来る人」なんですよ。どうしようもなくルーズな人が、自分で事業をやろうとか思わないでしょう。普通に、適当なところでバイトでもしようか、となりますよ。あと、そういう人が事業をすると、たいていはサクッと潰れるから、結局、自分で税金を納めている人は「そこそこ出来る人」であるというバイアスが、かかる。
 
徳井さんのようなケースは、レアなんです。つまり、どうしようもなくルーズな性格の人が、大金を稼いでしまうケースです。それは徳井さんに、芸能人としての特殊な才能があったからです。もし徳井さんに芸能人の才能がなければ、ただ単にフリーターとか、どっかのサラリーマンになって、税金のことなんか全く考えずに、時々、水道が止まったなとか思いながら、普通に暮らしたはずなんですよ。
 
あ、ちなみに僕の話は、徳井さんが「意図的に税金を逃れようとしてやった」のではなく「ただ単にルーズで納税していなかった」のであった、という前提のもとに話していますよ。だって、意図的にやろうとしたら、こんなことしないじゃん、と思うので。ただ単にルーズっていうのが、一番しっくりきますので。
 
つまり言いたいのは、人間そんなものだ、ってことです。徳井さんぐらいルーズな人も、結構、普通です。さっき100人に1人と言いましたが、実際の感覚だと、もっと多いですよ。2、30人に1人ぐらいは、いますよ。クラスで一番ルーズな、どうしようもないやつ。そういう人が税金を毎年きちんと納めるとか、出来なさそうでしょう。ただ、そういう人はサラリーマンだったり主婦だったり、納税の必要のないポジションにいるから、そういうルーズさが発覚していないだけのことです。
 
そもそも源泉徴収って、そういう人から税金を取るための仕組みなわけで。お前は何も考えなくていいから、言われた通りに働け、っていうだけのことですよ。会社が生活の面倒を見てくれている、ってことですよ。頑張って働けば、あとは何とかしてやるから、という仕組みなわけですよ。まぁ、その仕組みがうまくいかなくなって、生活の面倒を見てくれなくなったから、貧困が発生しているわけですが、それはまた別の噺。
 
徳井さんも、そういう人なんですから。44歳にもなって税金のことを分かってないとか信じられない、と、徳井さんを批判する方は言いますが、そんな人、山のようにいるでしょう。一生涯、何も考えていない人だって、普通にいますよ。少なくとも、オリックスファンよりは全然多いです。中日ファンぐらいは、いるはずです。ただ、その中で、自分で納税する必要があって、さらに莫大な金額を納税する必要があった、というのが、超激レアですよ、という話です。
 
じゃあ、どうしたらよかったのか。吉本が全部、手取り足取り、面倒を見てやればよかったんですよ。「徳井、お前は面白いから、ただ、言われるがままにテレビに出て、面白いことを言え。あとは任せろ」。これで良かったんです。で、徳井さんに代わって、全てをやってやる。電気代も水道代も払ってやる。おうちのお掃除もしてやる。で、お小遣いを週1ぐらいで渡してやる。そんな感じで、超ルーズだけど、芸能人の才能はある、そういう徳井さんを保護してやるのが正解だったのでしょうね。
 
だけどまぁ、そういうところまで首を突っ込むのは、それはそれで批判されますよね。っていうか、法的に難しい気もしますし。まぁ、僕が毎度言うように「個人」の時代ですから。個人で所得を得て、個人が税金を申告し、個人が何もかもをやらなきゃいけない。近代社会の想定する「個人」は、結構、スーパーマンです。自然にそういうことが出来るのは、100人中、7人ぐらいだと思いますよ。ロッテファンぐらいの割合です。ほとんどの人には、無理です。だから会社なり、家庭の扶養なりで、なんとなくやり過ごしているんです。
 
ただ、ネットでも何でも、いろいろ発言力のある人の多くは「出来る人」なんですよ。「個人」として、この世界をスイスイと渡っていける人なんですよ。極端な例を出せば、堀江貴文さんみたいな人です。単純に頭が良くて、出来ないことは人に任せられる度量もあって、やるべきことはきちんとやって。だけど、そんな人は超レアですから。でも、そういうレアな人の発言ばかりが表に出てきてしまう。出来る人の言説ばかりが世にはびこってしまう。
 
で、そういう「出来る人」が、徳井さんを「信じられない」と言って批判する。徳井さんのような「出来ない人」の多くは、社会的地位が低く、ネットでの発言力もありませんから、表に声が出てこない。だから、批判一辺倒になる。爆笑問題の大田さんは「自分は出来ないから、妻(社長)に丸投げしている」的な発言をしていましたが、徳井さんも、そういう人と結婚していれば良かったんですけどね。大田さんはラッキーですよね。きちんとした鵜匠に出会えた、幸運な鵜(う)なんですよ。
 
鵜の世界には「魚は、飲み込まないで、人間に納めなきゃいけない」というルールがあります。爆笑問題の大田さんや、一般のサラリーマンは、ちゃんと紐で首をくくられていますから、魚が飲み込めません。だから、きちんと、船に戻ってきて吐き出します。で、自分がとった魚の一部を、餌としてもらいます。で、また川に魚をとりに潜っていきます。
 
だけど、一部の鵜には紐が付いていません。これらの鵜には「魚を取ったら、それは全部一度、吐き出しなさい。その中から、人間が取るものを取ったら、あとは自由に食べていいよ。この約束を破ったら、ぶち殺します」と言ってあります。鵜は、ぶち殺されるのが嫌だから、正直に魚を吐き出しに戻ってきます。だけど、一部のバカな鵜は、人間の忠告を忘れて、バクバクと魚を自由に食べていました。しかも、大きな魚を。それが徳井さんです。
 
だから、人間に怒られました。紐がついている他の鵜にも、ずるいと言われました。紐がついていないけど、人間の言うことを守って吐き出していた鵜にも「吐き出すのが鵜としてのマナー」とか言われちゃいました。ちなみに、隅っこで小さな魚をちまちま食べている紐なしの鵜は、無視されています。そんな感じかな、徳井さん。まぁ、でも、徳井さんが大きな魚をとる能力がある鵜であることは間違いないから、その能力を再び輝かせるようにした方が、人間のためでもあると思いますけどね。そんな感じ。また明日。チャオ!
 
──【NEWS PICKUP】────────
 
萩生田光一さん「身の丈」発言で野党が追求
 
BSの番組の発言らしいけど、どっかに元の動画が無いかね。このニュースが、前後の文脈も取り上げていて、一番、わかりやすいかなと思ったけど。ま、与党の政治家はテレビとか出るもんじゃないよね。出るとしたら、トランプさん的なキャラクターを持っていないと、損するよね。どこで揚げ足を取れるか、うずうずと待ち構えていますから、いろんな人が。
 
──【BOOK REVIEW】────────
 
「騎士団長 島耕作
 
島耕作異世界転生したら、というギャグ漫画です。原作ファンには面白いけど、ちょっとまずいのは、絵が似ていなさすぎる。弘兼さんが絵を書いていたら、絶対にもっと面白いのになぁ、と。そこは残念。
 
──【おまけのはなし】────────
 
2ヶ月ぐらい前から、スケボーを練習し始めまして。だいぶ、うまくなってきた。2ヶ月といっても毎日やっているわけじゃなくて、3日に1回、10分ぐらい、みたいな感じですけどね。だからトータルで言えば、数時間ぐらいか? でも、普通に乗れるようになってきましたよ。
 
スケボーにもいろいろ種類があるらしくて、最初は何も分からないから、「初心者セット」みたいなのを買ったんですけどね。イメージと違った。僕がやりたかったのは、TIKTOKとかで中国や台湾の女の子が、大きなスケボーに乗ってスイースイート進むやつ。あれがやりたかったんだけど。あれ、なんていうスケボーなんですかね。なんか、もっと柔らかい感じがする。
 
僕が買ったのは、たぶん、ラッパーみたいな若い男が、ジャンプとかするやつ。硬い。硬いっていうのは、左右の動き、というんですかね、あれが硬い。あと、あまり転がらない。でも楽しんでいますけどね。意外とスケボーは子供にも好評。3歳のうちの子が、腹ばいに乗って、スーパーマンみたいに進んだりして遊んでますから。
 
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