和噺

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クイズの噺

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        和噺   
                         R1/10/09
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おはようございます。僕です。朝の冷え込みが一段ときつくなって参りました。なんか、冬だな、って感じがしますね。例年、薪ストーブの焚き始めは10月の終わり頃なんですが、今年もそんな感じですねー。ただ問題は、薪が用意できていないってこと! ちょっと今年は色々と忙しくて、薪に時間がさけていない。でも昨日からフランス人助っ人(レオ君)が加わりましたので、薪作り作業が加速。フランス・スペインの協力の元、今日も我が家の薪が作られていきます。
 
最近、クイズ番組をよく見ています。ま、子供の付き合いですけれども。
 
どこから話そうかな。時系列で行こうか。まず、我が家は長年、地上波(普通のテレビ)が見れなかったんですよ。あまりに山奥なので、電波が入らないんですね。地デジに移行してから2、3年は、難視聴地域対策放送っていうので、BSの電波を利用して地上波(東京の放送)が見えていたんですよ。ちょっとグレーな方法だけど、見ていたんですよ。でも、その放送も「日本から難視聴地域は無くなりました」という建前の元、終了しまして。それ以降は、BS・CSオンリーの生活をしていたんです。もちろん、ネットも無し。
 
で、ネットが繋がってから、地デジもケーブルテレビを利用して観れることになったんですよ。ちょっとここで、僕は失敗をしていまして。インターネットが来たら、その後でケーブルテレビを契約して、で、地デジも観れるね良かったね状態にしようと思っていたんですよ。だから、インターネットが開通した後で、電気屋さん(ネットのケーブルを張ってくれた人)に「さて、ケーブルテレビとやらを契約したのじゃが、どうしたら良いのじゃ」と尋ねたのですよ。そしたら電気屋さん「マジで?」とか言うんですよ。
 
電気屋さん曰く、それならそれで、違う手法を取らなきゃいけなかった、と。あれ、ここまで書いてふと疑惑が湧いてきたけど、この話、前に書いた? ま、僕が忘れているってことは、読者さんも忘れているだろうって考えて、もう一度、書きますけれども。被っていたら、すいませんね。認知症なもので。ごはんも1日8回ぐらい食べていますからね。うんこも漏らしていますからね。
 
戻ります。で、電気屋さん曰く、我が家が利用している700メートルの「室内LAN」は、インターネットか、ケーブルテレビか、どちらか一方の電波しか送ることができない、と。なんかよく分からないけど、同じ周波数だか何かを利用していて、併用できないんですと。だから、ケーブルテレビをつなぐことはできるけど、そうなると、インターネットが使えなくなるんじゃないかな、使えなくなると思うよ、使えないはずだよ、まちょっと覚悟はしておけ、と言われたわけです。まさしです。(ヒロシです、の音程で)
 
で、ケーブルテレビ業者さんを呼んで、とりあえず、機器をつけてもらったわけです。まずは我が家から700メートル先に謎の小箱を取り付ける。そうすると、そこでテレビが観れるんです。実際、観れた。そのとき、700メートル先までテレビを持って行って、繋いで見ましたからね。わあ、地上波が出ているよ、と。ケーブルテレビ屋さんは、電波チェッカーみたいなので、うん、来ているね、とは言ってくれたんですが、信用ならないじゃないですか。で、テレビ持って行ったんですけど。無事、見えた。700メートル先で。森の中で。
 
だけど、これを我が家まで引っ張ると、たしかに見えない。この辺のことは、電気屋さんも「たぶん見えないんじゃないかな」と言っているくらいで、確信は無いんですよ。だって、やったこと無いから。電気屋さんもケーブルテレビ屋さんも、こういうケースは初めてだから。だから、僕もいろいろと試行錯誤してみたんですよ。配線をいじったり、ケーブルの両側にある小箱の設定を変えてみたり。だけど、やっぱり無理。ネットは繋がれど、ケーブルテレビは繋がらない。もしくは、テレビをつなぐと、ネットが切れる。
 
ああ、テレビは無理なのかと諦めかけていた、その時、っていうほどのタイミングでもないんだけど、ある日、ケーブルテレビ屋さんが普通に「もう一本、ケーブルを通せば、映りますよ」とか言うんですよ。あ、そうなの、と。じゃあもう1本、通すわ、と。で、ケーブルテレビ屋さんに、今度はネット(用の4K線)よりも細い線を700メートル引っ張ってもらって、テレビが見えましたよ、というのが、4ヶ月ぐらい前の話だったかな。ネット開通よりだいぶ遅れて、我が家にテレビが開通です。
 
で、久しぶりに地上波を見て。うわー、数年ぶりに見ると、色々な人が年をとっているなぁ、とか思って。みのもんた、痩せ衰えたな、とか思って。ま、それはそれでいいんですけど。子供がね、クイズ番組にどハマりしちゃいまして。ほら、最近、っていうかいつからか知らないけど、クイズ番組たくさんやっているでしょう。あれが大好き。で、夜ごはんの時とか、一緒に見るわけですよ。ネプリーグとか東大王とか、くりぃむ上田さんが司会しているやつとか(名前わからない)。
 
そんなこんなで、最近、クイズ番組をよく見ています。ここからが本題です。
 
「クイズが出来る(知識がある)」ということと「頭の良さ」みたいな、ベタなテーマです。この話は、。まず片一方に、知識=頭が良い、という一派がいます。普通の感覚、といったらアレですが、まぁお茶の間感覚ですね。もう一方で、知識はググれば分かるから、クイズが出来ることに意味は無いという、知識=無駄、という一派がいます。つまり「知識が多いことと頭の良さとはイコールであるか否か問題」です。
 
結論から言っちゃえば「頭の良さ」とは何か、という、言葉の定義の問題なんですけれどね。だから、人それぞれ、答えは違うんです。東大に合格することを「頭が良い」とすれば、定義から、東大生は頭がいい、ということになるわけです。一方、社会で役立つ能力を「頭が良い」と定義すれば、知識が多いこととそれはイコールではない、また、往々にしてイコールどころか反比例することもある、だから、クイズができても頭が悪い、となる。これも、ただの定義の問題。
 
ちょっと話を脇道に行かせますが、大学入試問題と、クイズってのは、同じですから。勉強はクイズですから。答えがある問題を覚えて、本番で忠実に再現するという作業ですから。だから、同じ手法です。違うジャンルでも、手法は同じです。クイズ研究会が入試に強いってのは当たり前の話です。やっているのは、クイズですから。
 
えっと、さっき「頭が良い」を定義の問題といったけれども、そう言っちゃうと、つまんなくもあるし、話も広がらないので、とりあえず「頭が良い=社会で活躍できる」みたいに定義しますね。もっと幅広い定義。一般的な、漠然とした定義、と思ってもらっても結構です。
 
さて。この問題をスポーツに例えましょうか。「頭が良い」というのは「運動神経が良い」ということです。「クイズが出来る」というのは「野球がうまい」ということです。じゃあ、浅田真央は運動神経が良いのかどうか、ってことですよ。野球はできないけど、運動神経は良いですよね。それは、運動神経が良い、というのは、野球がうまい、よりも幅広い概念だからです。
 
で、クイズが出来る=頭がいい、と思って、それこそ子供たちに、たくさん勉強して東大に入りなさい、みたいなことを言うのは、ちょっと違う。と言うのは、知識を詰め込むっていうことは、現代社会、そして20年後ぐらいの社会において、価値が(今や昔と比較して)低くなっていると思うから。ググれば分かるし、っていうのが象徴的ですよ。知識詰め込みは、東大に入るまでは出来るけど、その先どうすんねん、みたいな。今まで野球をやってきたのに、社会はアメフトですよ、みたいな。
 
その一方で、クイズが出来るってことを、必要以上に貶めることも無い。その多くは、単純な嫉妬心から来るものだと思いますよ。あんなこと知っていてもねぇ、東大生だって言ってもねぇ、みたいな。だから、クイズが出来るってのは、芸事ぐらいに思えばいいんですよ。へぇ、すごい芸当だね、というのが、真っ当な捉え方かなと思います。一輪車に乗りながら顎の上に椅子を3脚乗っけているのと、そう変わらないことです。
 
だけど、こと「勉強」や「東大」に関しては、多くの人が個々人それぞれの憧れや嫉妬を抱いているから、ちょっとややこしいことになる。クイズが出来る、勉強ができる、ってことに関しては、純粋に「すごい芸当」ぐらいが、一番いい捉え方だと思います。
 
運動神経の例えで言えば、僕は一番運動神経が良いのは、10種競技の選手だと思っています。僕の勝手な価値観だけどね。なんでも出来る人。頭が良いっていうのも、僕はそういう感じで捉えていて、クイズ的な知識もある、常識も分かっている、その上で応用力もある、みたいな、オールマイティな人。スペシャリストではなく、ゼネラリスト。専門家ではなく、万能家。10種競技チャンピオンは、100メートル走では世界一になれない、どころか、世界何千位ぐらいでしょう。でも10種競技だと世界一。
 
欧米では、10種競技のチャンピオンって「キング・オブ・アスリート」って言われていて、かなり尊敬されるそうですが。日本では、全然注目されない競技ですよね。この辺は文化の差です。欧米文化は、人を統率する必要性が高い、リーダーシップが必要な文化であって、そのリーダーに求められる資質っていうのは、ゼネラリストなんですよね。ゼネラリストがスペシャリストを率いる。だから、ゼネラリストの価値が高い。日本はリーダー不必要文化だから、スペシャリストの価値が高い。
 
クイズが出来るっていうのは、スペシャリストであって、ゼネラリストではない。100メートル走選手なんです。で、僕が思う「頭が良い」は、ゼネラリストとしての頭の良さ。クイズが出来るっていうのも、その一部ではあるから、全肯定するはおかしいけど、かと言って否定するのもおかしい。そんな感じ。ところで「みんはや」ってクイズアプリがあって、それはそれで毎日、楽しく遊んでいます。Sランクにはなるんだけど、S1に上がれる気がしないねぇ。S1の壁に阻まれています。クイズ楽しい。ではまた。チャオ!
 
──【おまけのはなし】────────
 
MLBポストシーズン、チラチラと見ています。ツインズは、まぁヤンキースに勝てないねぇ。相性かね。なんだろうね、これ。気持ちの問題が大きいのかな、と思っちゃう。苦手意識と、得意意識。今年のヤンキースとツインズなんて、ほとんど実力、変わらないと思うんだけどね。
 
そしてカージナルス。いいね、モリーナすごいね。しびれるね。ミスター・カージナルスだよね。僕はアストロズが好きなので、あとホセ・アルトゥーべのファンなので、ワールドシリーズ行って欲しいね。相手ドジャースだと、またか感が強いから、カージナルスを希望します。
 
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