和噺

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中国茶の噺

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        和噺   
                         R1/10/03
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おはようございます。台風です。なんでしょうか、韓国あたりにいるんじゃなかったんですか、台風。予報円を見ると、四国なんか全然、暴風域に入っていないんですけど、現実は暴風ですね、かなり強めですよ、これ。逆に、暴風域ど真ん中みたいな予報の時に、そよ風しか吹かなかったり。まぁ、予想は未だ難しいのでしょうね。とにかく、台風がスゴイです。やばいです。やばみです。皆さん元気ですか。ハッピーですか。
 
ハッピーですか、っていうのを書いて、あ、これってなんか宗教のやつであったな、と思いましたわ。久しぶりにアハ体験のお時間です。白い服を着た、ヒゲもじゃの高齢男性が「ハッピーですか!?」って問いかけるやつ。「幸せですか!?」かもしれない。何でしょうね。ライフなんとか、みたいな言葉もチラつきますが。マイクを持って、集団に呼びかけているんですよ。なんか事件起こして、ニュースになっていたんですよ。十数年前。皆さん、アハできたでしょうか。それとも普通に知っていましたか。僕はどうも思い出せません。
 
正解をググりましょう。。ああ、これかな。「最高ですか!?」の福永法源さん。刑務所に行って、つい最近、出所されたそうですが。うーん、たしかに、この人も混じっているな。もうちょっとググりましょう。あ、福永法源さんの動画をYouTubeで見ていたら、関連動画に出ていましたわ。ライフスペースの高橋さん。これだ。完全に僕の中では福永法源さんとライフスペースがミックスされていましたわ。スッキリしました。正解は、福永法源ライフスペースのミックスでした。皆さんのシナプスは活性化されたでしょうか。茂木健一郎でした。
 
お茶の話をしましょう。
 
台湾の時にも少し話しましたが、中国茶って美味しいですよね。いや、飲んだことない人が大半だと思うので、同意を求めるのもおかしいんですが、美味しいんですよ。サントリーの烏龍茶、とか、そういうやつじゃないですよ。ガチのやつ。僕が一番好きなのは、鳳凰単叢(ほうおうたんそう)の鴨屎香ってやつですが、香り高くて、渋みがなくて、甘みがあって、マジうまい。超うまい液体。いや、これはスゴイわ、と思った。
 
鴨屎香ってのは「鴨のうんこの匂い」という意味なんですが、なんでこんな名前かっていうと、すごく香りがいいから、逆に、盗まれたりしないように、「これはいかんわ、鴨のうんこの匂いするわ、失敗作だわ」みたいな名前をつけた、ってこと。ほら、一休さんの毒蜜理論ですよ。和尚さんが、蜜(水飴)を、これは毒じゃぞ、とか言って隠しておいて、一休さん、ペロペロ舐めて、おまけに花瓶を割って、「自殺するつもりでした」みたいなやつ。
 
あれと同じ理論で、これ、鴨のうんこだから、っていう名前をつけるぐらい、超うまい。と、中国茶を褒め称えていますが、一方で普通に、良い日本茶とかも試したんですけれども、どうも僕は受け付けなかったね。日本ちゃって苦いじゃん、渋いじゃん。それがいいんだよ、っていうのは分かるけど、単に好みとして、僕は好きじゃないですね。
 
これからする話は、前にも書いたかもしれないけど、すいません認知症なので、同じ話を何回もすることがあるので、その辺はご勘弁くださいね。なぜ日本茶は渋いのか、苦いのか、という理由について。
 
日本茶の手法っていうのは、中国から伝わってきたんですが、これは数百年とか昔の話なんですよ。千利休とか、よくわからんけど、その辺とか、もうちょい昔とかに、お茶ってのはこうやって作るんだよ、という手法が中国から渡ってきて、それが日本茶の始まり、ってことなんです。その当時の中国の最先端の手法が、日本に来たわけです。で、日本はその手法を守り続けてきたわけです。伝統として、同じ作り方をしてきた。
 
一方、中国はその後も、いろいろなお茶の作り方を開発していったんですよ。こうやったら、もっと美味しくなるんじゃね? みたいな研究を続けていった。製法が変わり続けていったんです。つまり、中国視点で見ると、日本茶というのは、数百年前の古代の技術を守り続けている、ということになるんです。
 
渋みとか苦味っていうのは、無い方が、普通は美味しいと感じます。この数百年間で、中国は技術開発を続け、そこを無くす製法を開発しているんですよね。だから美味しい。旨味と香りが凝縮された液体になっている。お茶に関していえば、日本は中国より、数百年遅れている、と思うんです。
 
ま、もちろんこんなのは、一つの物差しで測れるものではないですよ。美味しい、美味しくないは、個人の主観の問題だから、ただの僕の意見ですけれどもね。と、フォローしておきますが。まぁ、中国茶の奥深さを知ると、ちょっとレベルが違うな、と思います。わざと虫に茶葉を噛ませることにより甘くするとか、何周か先を行くテクニックですわ。茶葉を食べた虫のウンコを茶にする、みたいなのも、ある。すげえよチャイナ。
 
僕が住んでいる四国って、お茶の産地なんですけどね。まぁ、これはどこもそうだと思うけど、下火ですわ。四国の茶農家は、静岡の大企業に納入したりして生き延びているらしいですが、未来が見えませんね。そこで思うのは、中国茶ね。中国茶の製造。これは、未来が開けるんじゃないの、と思う。中国茶用の品種を植えて、加工して、ハイクオリティなものを作れば、素晴らしい産地になるんじゃないのかな、と思っています。
 
何より価格の高さが凄いですわ。10グラムで何千円、とかいうのが普通の世界ですからね、中国茶は。日本茶とは、文字通り、桁が違う。麻薬か、って感じの価格ですよ。中山間地域ってのは、どうしても作業の効率化ができないから、勝負するなら、手間をかけた品質の方向に行くしかないんですよ。そういう縛りがある中で、中国茶というのは、良いコンテンツになるのでは、と思って、やろっかなー、って思っています。
 
そんなとこ。ま、いずれにしろ中国茶の良いヤツってスゴイ美味しいから、機会があれば試してみてね。ではまた明日。チャオ!
 
──【おまけのはなし】────────
 
我が家にステイしているスペイン人のジェラルド君。今朝は、早朝4時からFCバルセロナの試合があるので、それを見たいから、寝不足になるので、今日はお休みです。さっき試合結果を見たら、勝ったようで何より。ま、台風だから、ちょうど休みで良かったわ。
 
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