和噺

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台湾の噺

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        和噺   
                         R1/08/24
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AKB48の『EveryDay カチューシャ』の冒頭の歌詞が「太陽が 昨日より まぶしく照りつけ始めたら 真っ白な Tシャツに 今すぐ着替えて君を誘いたい」っていうんですが。「太陽が昨日よりまぶしく照りつけ始める」のは、日照時間が昨日より長くなるわけだから、冬至から夏至までの半年間、その最初の日だから「冬至」ですよね。これ、12月下旬にTシャツで誘ってくる頭おかしい奴の歌なんですよ。こんにちは僕です。台湾にやってきました。
 
まあ、愚痴から行きますけどね。もうね、僕、中国人に間違えられまくる。日本出国の時から、日本人の係員の人が、日本語で話しかけてきませんからね。なんか出国審査のところが、自動の顔認証の機械になっていたんですよ。パスポートを機械にセットして、画面向いて、AIの顔認証みたいなやつでしょ、iPhoneのフェイスIDみたいなやつですよ、それで出国審査OKなのね。今はもう、係の人と睨めっこしなくてもOKなのね。無人審査ですわ。むじんくんですわ。
 
それはいいんだけど、その顔認証システムが初めてだったから、アレ、これ何だろと思ってまごついていたら日本人の係員に「Are You Japanese?」とか言われちゃうし。いや、日本人だよ。だから日本人用のところに並んでいるんやろがい。んで台湾に着いてからも、絶対に中国語で話しかけられるね。日本人には日本語で話しかけてくるんじゃないの? もう、完全に同胞だと思って、台湾の皆さんから広東語でまくし立てられるんですけど。
 
思えば、他の国に行った時も、そうなんですよ。例えば、なんか落し物を拾ってやったりしたら、欧米人が「Thank You,シェイシェイ」とか言ってくるし。アレですか、日本人離れしたルックスってやつかな。もう日本人に見えない、完全に中国人に見える。なんだろうね、多分、服装だろうね。僕、家の周りで草刈りするのと寸分たがわぬ服装で、外国にも行きますからね。広東省あたりに行ったら、すげー溶け込めると思うんだけどね。
 
台湾に来た主目的が、お茶を買ってくることでして。中国茶です。1年ぐらい前から我が家にお茶ブームが来ていまして。紅茶から始まって、いろいろ試してみたんだけど、中国茶に落ち着いているんですわ。凍頂烏龍茶とか、そういうやつ。で、日本で買うより安いし、一回、本場のお茶屋さんで買い物してみたいよね、っていうのでやってきたんです。
 
台湾って繁華街に、普通に「お茶屋さん」がたくさんあってビビりますよ。いわば渋谷センター街に、渋いお茶グッズーー急須とか湯のみとか、一流の茶葉を扱っている店が、10軒ぐらいあるってレベル。面白いね。文化として残っているとかいうんじゃなくて、もう生活の一部としての、お茶の重要性っていうのが、ありありと見て取れるんです。
 
僕もこの1年ぐらい、中国茶をいろいろと飲んでいたんですけど、日本の緑茶より好きですね、中国茶。美味しいですわ。自分でもやってみたいと思って茶畑を今年から借りたんだけど、その話、メルマガでしたっけ? していないと思うから言うけど、茶畑を借りて、自分でお茶を焙煎して作ったんですよ。新芽を手摘みして。これが、超うまい。結構、中国茶の最高峰に引けを取らないレベルのものができて感動しましたわ。(この話、してたらごめんね。認知症ですわ)
 
緑茶は緑茶でうまいんだけど、渋いでしょ。ちょいニガでしょ。だけど、美味しい中国茶って全然ニガくない。香り高くって、ただただ旨い。だいたい「茶色」って言うぐらいで、本当はお茶って緑色じゃないんですよ、茶色なんですよ、とか冗談半分に言いますが「茶色の茶はうまい」ですね。緑より、紅より、茶色の茶がうまい。
 
あと、これは台湾のコンビニで売っている茶の話だけど、緑茶とかジャスミンティーとかに砂糖が入っているんですよね。うっすら甘いお茶。これ、美味しいと思うんですけどね。甘い茶って、日本では抵抗があるのか、紅茶以外では見かけないけれども。騙されたと思って、お茶を甘くして飲んでみてごらんなさいな。コンビニのジャスミンティーに、コーヒー用のシロップとかあるでしょ、アレ混ぜてみ。意外とイケるから。
 
世間のタピオカブームは四国の山奥まで届いていないので、よく知らないんですけど、基本的にミルクティー(紅茶)でしょ。あれ、甘いジャスミンティーにしたら、もう一稼ぎできると思うよ。タピオカの「お茶」の方にフォーカスして、いろいろな、香り高いお茶を甘くしたりして。ドライフルーツを入れたハーブティーとかも、いけると思う。
 
あと、台湾で牛肉麺みたいなのを食べたんですけど、中国の麺料理って、スープの味が、日本人にしたら塩味が薄いんですよね。ダシの味がメインなんです。逆に言えば、日本料理って何でもかんでも「塩味」なんですよ。いや、当たり前じゃんそれ? って思うかもしれないですけど、当たり前のことって、当たり前すぎて気づかないんですよね。
 
イタリア人に「お前んとこ、なんでもかんでもトマト味すんな」って言ったら、「いや、そりゃそうじゃん、トマトなくってどうやって味つけんの?」とか言われる感じ。日本料理の特徴って「塩」だと思うんですよ。とにかく何でも塩味。だから外国人は「日本料理は全部、しょっぱい」って言うんですよ。日本人がイタリア行って「全部トマト味」って言うのと、同じ感じで。いや、ごめん、イタリアは適当に例えで使ってるだけだから、本当にトマト味ばかりかは知らないけど。
 
日本は島国で海に囲まれているから、塩が手に入りやすい、みたいな特性もあると思いますけれども。とにかく、我々の味覚は「塩」ですわ。だから、外国に行って、何か味が物足りないなと思ったら、塩(とか醤油)をかけてみ。絶対(日本人にとっては)うまくなるから。ほら、美味しんぼで初期の海原雄山が、どっかのレストランで鴨肉にわさび醤油つけて、これが一番うまい、とか言って顰蹙買っていたでしょ。ああいう感じになるから。
 
ああ、前にモンゴルのヤギの話、したよね。あの後日談で、大量の蒸し焼きされたヤギ肉を持って帰ってきたんですよ。肉には薄い塩味は付いているんですけど、僕、モンゴル人じゃないので、やっぱりヤギ肉ばかり、ばくばく食えないんですよ。何か、味変(あじへんーー味の変化のこと。テレ東の大食い選手権で、選手が味に飽きてきたら、ソースとかぶっかけて気分を変えることに由来する)が必要だと思って、醤油とかポン酢とか、スリラチャとかも試したんですけど。
 
結局、肉に一番合ったのは、ケチャップ&マスタードアメリカンセット。ヤギ肉を持て余したら、こいつで決まりですね。全部、ハンバーグみたいな味になるね。偉大だね、ケチャップ&マスタード。さ、今日も今日とて、お茶を買い出しに行きましょうかね。台北をウロついてきます。また明日。チャオ!
 
──【NEWS PICKUP】────────
 
メルカトル図法だと面積が違くなるよ、って話
 
一般的な地図って、緯度が高くなるほど、面積が大きく表示されてしまうメルカトル図法で書かれています。だから、高緯度のロシアとかスカンジナビアとかカナダとかグリーンランドは、実際よりも、かなり大きく書かれちゃいます。リンク先にある画像のように、実際はすごく小さい。ノルウェーって日本より狭いのね。ちょっと意外ですわ。逆に、赤道近くのところは過小評価されがち。
 
じゃあ面積を正しく表示させる地図はないのか、ていうと、あるにはあるけど、すげー歪んだような、見にくい形になるんですわ。結局、3次元のものを正しく2次元に落とし込むことは不可能なんです。じゃあどうすればいいの? っていうと、地球儀です。3次元のものは3次元で。アレが正しい。
 
──【BOOK REVIEW】────────
 
『知ってはいけない現代史の正体』
 
世界情勢の裏には、国境をなくしたい「グローバル社会主義」を目論むユダヤ人コミュニティがある、で、そのユダヤ人勢力が操ってきた近代100年ほどの歴史の解説と、それに反旗を翻しているプーチンやトランプのローカル主義を評価している、という歴史解説本。面白かったです。歴史に対する違う見方ができました。おすすめ。歴史や政治に興味ある人は、ぜひ読んでみて。
 
なんか、こういう本も面白いし、納得もできるのだけど、真実はどこにあるのだろうね。国会議員にでもなれば、どっちが正しいのか分かるのかな。実際にユダヤ人勢力からの圧力がかかったりするのかな。そういうのを知りたいがために国会議員にはなってみたいよね。でも、それをペラペラとメルマガで言いかねないやつには、ユダヤ人も言い寄ってきてくれないかな。嬉々として「ユダヤ人の噺」とか書きかねないからね。悩ましいね。
 
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