和噺

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大雨の噺

雨、すごかったわー。あ、これを書いているのは7月23日(火)です。昨日まで、雨がすごかったです。3日で500ミリぐらい降ったんじゃないかな。去年の西日本豪雨の時は、うちの周りは1週間で1000ミリ超えたので、それほどじゃないですが。
 
さて。大雨の中での山奥暮らし。どんなことをしなければならないか、どんな不便があるか。その辺の実情をお話ししましょう。
 
まず、一番大きなのが水の問題ですね。我が家は沢水を引いてきて利用しているんですが、大雨になると、これが止まります。沢が溢れて、取水しているホースが吹っ飛ばされるとか、取水口が砂利に埋まるとか。そんなこんなで、大雨の時には水が止まります。年に3回ぐらいは大雨原因で止まるね。
 
で、普通に止まった時(例えば、2ヶ月ほっといたら泥で詰まったとか)ならば、取水口に行って掃除してやれば解決するんですが、大雨の時は、そうは行きません。沢の水があふれていますから。危険ですから。怖いですから近寄りません。安全第一。たかが水のために、生き死にのリスクを負いたくないからね。
 
水が止まったのを確認したら、我が家の取水制限が始まります。まず洗濯はストップ。お風呂は入れずにシャワー。お皿洗いやトイレは、特に制限なし。第一取水制限です。
 
我が家のタンクが500リットル。洗濯とお風呂を使わずにいたら、2日は余裕で持ちます。でも3日となると、やばい。なので、水を補給します。かといって、沢は危ないから近づきたくない。家の近くで水を手に入れます。
 
我が家の横には水路、というか、大雨が降った時だけ水の流れができる場所があるんですよ。家の脇です。元々は、田んぼの用水路みたいなやつ。大雨の時には、山から水が湧いて出て、そこに最終的に集まってくるという場所があるんですわ。
 
そこの水を、ポリタンクで汲んで運ぶというアフリカの少女のような労働をします。両手に18リットルのポリタンクを2つ、まぁざっくり30リットルとしましょうか。500リットルを満水にするためには、17回運べば良い。なんてことを頭の中で計算しながら、運びます。
 
余談ですが、最近、作業中にオーディオブックを聞いているんですよ。水を運ぶ間も「アマゾンのスピード仕事術」を1.8倍速で聞きながらやっていました。PDCAサイクルを1週間で回せ!みたいなやつ。まさか著者も、山奥で水を汲みながら聞いてる奴がいるとは想定していないでしょうが。ジェフベゾスって毎日、ちゃんと8時間寝ているんですってよ。へぇ。
 
で。雨が落ち着いて半日ぐらいすれば、沢も落ち着きます。そのタイミングで、沢に行って取水口をセットし直せば、いつもの暮らしがやってくる。取水制限、解除。洗濯をガンガン回す。今日(23日・火曜日)は3回、回しています。お風呂も入れます。大雨の時の水事情は、そんな感じ。
 
さて、他の大雨の備えとしては、一応、発電機は備えています。ガソリン式のやつ。まだ長期間の停電は経験ないんだけど、こんな山奥だから、停電した場合に後回しにされるだろうことは、分かっていますからね。あと、我が家には敷地内配線が200メートルぐらいあるので、もし台風の倒木とかでそこが断線した場合、電力会社の修理は来ない。自分で電気屋さんに頼まないといけない。そういうのに備えて、発電機は用意しています。
 
あとは、飲料水として常に「アルカリイオン水」的なやつを3箱ぐらいは用意していますね。断水の時は水も濁るので、そういう場合の飲料用です。食料は、これは普段から買いだめしてあるから、問題なし。って感じかな。まあ何でも自分でやらなきゃいけないけど、こういうのはケースバイケースで違うからね。ただ、水を運ぶのに一番便利なのは、ポリタンクです。灯油と併用しない、水専用のやつを2つ用意しましょう。
 
こういうのね。アマゾン、なんでも扱っているな。オンラインで買えるものは全て揃えると言ってたもんな。オーディオブックでも。
 
そういや、ポリタンク(灯油缶)って関東が赤で、関西は青いんですよ。四国では青しか見たことない。まあ、ネットで何でも買えるから、灯油用は赤で、水用は青とかにしたら、分かりやすいかもね。僕はマジックペンで「灯油」とか「水」って直接、ポリタンクに書いてます。