和噺

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ジャンヌダルクの噺

予告通り、どうでもいい話をしましょうか。ジャンヌダルクの話をしましょう。

最近、フランス人と付き合うことが多いんですよ。性的な意味じゃないよ。友人としてというか。まぁ、うちがホームステイの受け入れをしていて、それにフランス人がよく来るってだけのことなんですけれど。とにかくフランス人がたくさん来ます。全体の半分くらいがフランス人です。

で、時々、フランス人を連れて市内に買い物に行ったり、ご飯食べに行ったりするわけですよ。何が食べたいって聞いたら、寿司っていうから、スシロー連れて行ってやって。そしたら「えびバジルチーズ」に感動して、こんなにうまいものは食ったことない、なんて言ったりして。この調子じゃ、スシローも来年あたりミシュランの星をとると思うんですけれども。

市内ってボカしてしましたが、まぁ言いますが高知市なんですが。高知駅の駅前に坂本龍馬の大きな銅像が、数年前にできたんですよ。その前を通るときにフランス人に「これは誰や」って聞かれるから「リョーマ・サカモトっていう、高知の有名な侍や」って言います。横に中岡慎太郎武市半平太銅像もあるんですが、その辺の説明は難しいので「リョーマのフレンズ」って言ってます。(ちなみに、このやり取りは英語ね。僕はフランス語は喋れないよ)

で、「リョーマ・サカモトってのは、有名なのか」って聞かれるので、「もう、超有名。フランスで言うところのジャンヌダルク的な人よ」って言います。そうすると、フランス人は納得します。なるほど、日本のジャンヌダルクね。道理で空港の名前(高知龍馬空港)にもなっているわけや、と。パリジェンヌもガッテンボタン連打ですわ。

そんな感じで、フランス人と高知市内に行くたびに、「リョーマジャンヌダルク的なやつね」って説明していたんですが。ある時、一人のフランス人が「フランスには『お前、ジャンヌダルクじゃん』」ていう言い回しがあるよ」というんですわ。

ここで問題です。フランス人の言う「お前、ジャンヌダルクじゃん」。これはどういう意味でしょうか。

ストレートに考えれば「かっこいい」とか「他人のために犠牲になっている」的な美しい意味ぽいですが。正解は「オメェ、頭ぶっとんでんな」みたいな意味。

ジャンヌダルクって、神の声を聞いて民衆を率いた少女ですよね。その「神の声を聞いた」ってのが、フランス人的に「ラリってる」的な感じである、と。なんか電波なことを言う人に対して「お前、ジャンヌダルクかよ」って言うらしいんですよ。

何そのツッコミ。超おもしれぇ。大好き。( ´∀`)

もうね、このメルマガでも積極的に使っていきたいと思いますよ。「今、ジャンヌダルク状態なんで」みたいな感じで。「ジャンヌダルク状態で刃物を振り回した人が捕まったじゃないですか」みたいな感じで。ってことでみなさん、ご理解くださいね。今後、このメルマガではジャンヌダルクをそういう意味で使っていきます。どうぞよろしく! また明日!